小中學校をそれぞれ2年、高校を1年で終了し、10歳で大學受験に挑んだ男児がいる。張炘煬くん。驚くほど速い進級の経緯から、多くの人から“神童”とか“天才”と見られている。だが本人や家族、教師の見方は違う?!缸苑证文芰Δ诉mした學習法で成長した子どもに過ぎない」
父親の張會祥さんは「生まれて22カ月になると、話すことを急速に學んでいった。文字に対する感覚も同年齢の子どもよりずっと鋭く、家にある雑誌と新聞や本、外の広告や標識に書かれている文字は、一度見ただけですぐに覚えた」と話す。2歳の時にはすでに1000字以上の文字を知っていた。その後、學校に上がるが、父母は試験で何點取ろうとも、炘煬くんを叱ったことはないという。二人が常に言い聞かせていた言葉がある。「炘煬くんは他の子より強い子」
小學校から飛び級して高校を卒業(yè)するまで、炘煬くんは急ぎ足で成長してきた。會祥さんは「大學にも飛び級制があるので、息子の能力からすれば、速く終えられるかも知れない。たが、4年間じっくりと學び、大學を中學の課程として、基礎(chǔ)を身につけ、將來にわたり造詣を深めるための準備をしてもらいたい。急いで卒業(yè)し、就職活動をして勤めるのではなく、息子は修士、博士課程の受験を自分の奮闘目標にするだろう。いかに自立するか、いかに大人社會の生活に適応するかを大學で學ぶために、もっと多くの時間を持ってほしい。そうすれば、卒業(yè)してもすぐに社會に溶け込んで、健全な社會人になれる」と期待を寄せる。
「チャイナネット」2005年7月4日