中國(guó)人民銀行（中央銀行）の呉暁霊副行長(zhǎng)（副総裁）は10日、北京大學(xué)で行われた中國(guó)の世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）加盟5周年の記念座談會(huì)で、同行が準(zhǔn)備を進(jìn)めている「中國(guó)基準(zhǔn)金利」を來年1月1日に発表することを明らかにした。中國(guó)の金融調(diào)整を価格調(diào)整型にシフトさせるとともに、中央銀行の金利形成メカニズムの柔軟性をさらに強(qiáng)め、金利の市場(chǎng)化を積極的かつ適正に推進(jìn)していくのが狙い。
呉副行長(zhǎng)によると、今年10月8日から、中央銀行は上海のインターバンク?レートのオファー値をめぐり、試験的に基準(zhǔn)金利の発表を行ってきた。その基準(zhǔn)金利は、信用レベルの高いテスト行16行が、インターバンク?レートをベースに、毎日のオファーを加味して決めるもので、來年1月1日からは同金利を毎日正式に公表する予定。同行は金利の形成環(huán)境を絶えず改善するとともに、同金利を中國(guó)基準(zhǔn)金利に発展させる計(jì)畫で、中國(guó)の金融調(diào)整を數(shù)量調(diào)整型から価格調(diào)整型にシフトさせるための環(huán)境作りをしたいとしている。
「人民網(wǎng)日本語版」2006年12月11日
