中國の中央銀行である中國人民銀行の易綱総裁補(bǔ)佐は11日、北京で「中國のマクロ経済のアンバランスをなくすことは、各方面の努力が必要である」と述べた。
易綱総裁補(bǔ)佐は、「中國の労働力や土地などの生産要素の価格はここ數(shù)年、絶えず向上し、人民元為替レートの仕組みは柔軟性を持っている。これらのことは、中國の市場経済が貿(mào)易黒字などマクロ経済のアンバランスに反応を起こしたことを物語っているが、中國経済が直面している問題を根本から解決するには、通貨政策の調(diào)整だけに頼らず、消費(fèi)拡大、輸出奨勵、産業(yè)構(gòu)造の改善などの努力が必要である」と述べた。
「CRI」より2006年12月11日